富士山頂上撮影ガイド

山頂での撮影はご存知かと思いますがとても危険です。無理をせず、天候をよく熟知して撮影してください。とくに、雷・突風・霧・・・。

荒れ模様の日にこそ、富士山は神秘的な世界をつくりだす


 富士山頂は、気圧が下界の3分の2程度のため、少し歩くだけでも息が切れる。撮影も、晴天の日以外は思うようにはいかず、突風の中での撮影はごく普通である。東側では御来光や関東平野、南側では駿河湾や愛鷹山を望める。西側では早朝に影富士が現れ、北側には南アルプスが鎮座する。気流の変化が激しく、シャッターチャンスは一瞬。夏は登山者が多い。ゴミはもち帰ること。また、台風や雷雨のときは山小屋へ非難すること。早朝は混雑する。

(早朝・三島岳からの影富士)
@ A
剣ヶ峯で夕景を撮影した後、北東の空を見ると、大きなかなとこ雲が現れていた。積雲が1万メートル以上の高さになり、境界面に達したとき、平らになり、かなとこ雲となる激しく光輝く稲妻に合わせてシャッターを切り、露出を変えていく雲下では、大雨洪水注意方が発令されていることであろう。 夕焼けに染まる積乱雲の一部を切り取って撮影した。巨大に発達した積乱雲を見ると標準レンズで全てを写したくなるのだが、迫力ある躍動感や生命力を引き出すために望遠レンズで撮影した
B C
前夜から風が強く、吊るし雲が出現する予感がした。日ノ出直後、小さなレンズ雲が浮かび上がった。絶えず代謝しつづける。気がつくと大きく形を変えかどう吊るし雲となった。 富士山頂上から関東平野の夜景が見える日は、あまり多くはない。この日は風がなく穏やかな夜であった。夏とはいえ、気温は東京の真冬並み。熱帯夜であろう東京からは想像できない世界である・
D E
頂上第二高峰白山岳直下からの撮影。早朝から山頂は大荒れで、外には出られない状況でであった。 西からの湿った強風が富士山頂上を越えてできる。吊るし雲、目の前で絶えず変化し続ける。。山頂は体ごと飛ばされそうな突風が吹き荒れる・

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